アルペンスキーヤー 佐藤慎太郎 アルペンスキーヤー 高田 隼之介




アルペンスキーヤー佐藤慎太郎

アルファシステム スポンサーシップアスリート


藤 慎太郎 / Shintarou Satou

Alpine ski racer


⼭形県⼭形市出⾝。2024年現在27歳。
2019年 慶応義塾⼤学卒業後、アルペンスキー選⼿として活動。
複数回の全国制覇、FIS国際スキー連盟公認の国際⼤会で13勝、 ついに23-24シーズンFIS FAR EAST CUPの総合王者となり 24-25シーズンからW杯へ参戦する。


所属チーム・主な成績

  • 全⽇本ナショナルチーム所属
  • FIS FAR EAST CUP 2024 ⼤回転総合優勝
  • 全国⾼等学校選抜スキー⼤会 SG優勝
  • 全⽇本ジュニア選⼿権 GS優勝
  • 全⽇本学⽣チャンピオン⼤会 GS優勝
  • ⼭形雪未来国スポ優勝
  • FIS 公認 国際スキー⼤会13勝
  • ヨーロッパカップ⽇本代表
アルペンスキーヤー 佐藤慎太郎

Interview

スキーをはじめたきっかけは?


私がスキーを始めたきっかけは、2歳の頃に家族でスキーに行ったことです。
地元山形のライザスキー場でした。当時の記憶は、もうありませんが、写真で振り返るととても楽しそうに滑っていたようです。
その後、小学4年生の頃に出場したレースで、同世代の仲間たちと競い合う楽しさに魅了され、のめり込んでいきました。

佐藤慎太郎



佐藤慎太郎

佐藤選手にとってスキーはどのような存在ですか︖ どうして競技スキーを選んだのですか︖


私にとってスキーは、今まで歩んできた人生そのものです。

良い時もあれば、悪い時もありました。しかし、共通していることは、結果から何を学ぶかということです。

一本一本滑りを振り返り、改善できる点を洗い出して、次に臨む。人生において大切なことをスキーから学ばせてもらいました。 また、私がスキーを選んだ理由は、すべての結果がすべて自分の行動に帰結するからです。個人スポーツであり、道具を扱うスポーツであるスキーでは、無数の変数があり、 すべて自分の選択によって結果が導き出されます。トレーニングの内容から、道具の調整、コースのラインどりに至るまで、たくさんの選択肢の中から正解を導き出し、勝利した時には、何にも変え難い充実感があります。



今までで一番記憶に残っているレースはどれですか?


記憶に残っているレースは、昨シーズン行われたファーイーストカップの大回転種目の最終戦です。
私はこの試合で準優勝を果たし、年間総合王者となりました。

1本目7位で折り返した2本目、全力で攻めなければ逆転は難しいという状況で、不思議と結果よりも自分の納得のいく滑りをしたいという思いが湧き上がりました。
シーズンを通して戦ってきた仲間たちと、0.01秒でワールドカップへの切符を争うこの瞬間がとても温かいものに感じられ、この最高の舞台で最高の勝負をしたい。結果がどう転んでも、この瞬間を楽しみたい。そんな思いの中スタートを切り、結果は2本目のベストタイムを記録し、逆転で準優勝を果たしました(アジア勢1位)。 この試合は、深く心の中に残っているとともに、人生において大きな教訓となりました。

佐藤慎太郎


佐藤慎太郎

当社の製品でなにか気になるものはありますか?


工場のオートメーションに関連する機械が気になります。

人口が減少する日本社会、そして社会の発展により需要が加速する工業製品の生産において、人の管理を減らしつつ、ハイクオリティな製品を生産することが求められるであろう今後の世界において、 御社の有する技術・ノウハウは必要不可欠なものであると考えます。

地方都市である山形において、御社のような企業はとても貴重な存在であり、今後の山形の産業発展のためご活躍されることと思います。



これからの目標や将来の夢についてお聞かせください。


今の目標は、2026ミラノコルティナ冬季五輪に出場することです。

日本代表としてワールドカップに出場する権利を獲得した今、冬季五輪の出場がやっと見えてきました。

世界の舞台で結果を残し、山形発のアスリートとして冬季五輪に出場したいです。
また、スキーの本場、ヨーロッパで学んだ経験をもとに、次の世代に自分が得たものを少しでも与えられるよう、活動していきたいとも考えております。

佐藤慎太郎




アルファシステムスポンサーシップアスリート高田隼之介

アルファシステム スポンサーシップアスリート


田 隼之介 / Shunnosuke Takada

Alpine ski racer


2024年現在22歳。

  • 信濃町立信濃中学校
  • 日本大学山形高等学校卒
  • 慶應大学通信教育学部法律学科在籍
  • ZAO猿倉レーシング所属


主な成績

  • 2014 全日本ジュニアスキー選手権大会GS 優勝
  • 2017 ニュージーランドジュニア総合優勝
  • 2019 第69回全国高等学校スキー大会SL 優勝
  • 2023 イタリアFISレース優勝
  • 2022-2023 山形県国体予選優勝
  • 2023 第3回全日本学生アルペン選抜大会SL 2位
  • 2023 第3回全日本学生アルペン選抜大会GS 2位
  • 2024 第95回宮様スキー大会国際競技会SL 4位
  • 第102回全日本スキー選手権SL 2位
アルペンスキーヤー 高田 隼之介

Interview

スキーをはじめたきっかけは?


回答:兄がアルペンスキーをしたのがきっかけでスキーを始めました。
最初は、クラブチームの友達と練習するのが楽しくて続けていましたが、レースに出るようになり優勝した時の嬉しさが忘れられず、 家族やクラブチームのサポートがあり、いつの間にかスキーに没頭していしました。

高田隼之介



高田隼之介

競技へのモチベーションを維持するためにどのような工夫をしていますか?


モチベーションを維持するために、主に2つ工夫を行っています。

一つ目は、長期目標と短期目標を設定するようにしています。これにより、 抽象的な目標だけでなく具体的な課題などに取り組むことができクリアしていくことで、高いモチベーションを保つことができます。

二つ目は、好きなことをやる時間を確保することです。これにより、競技以外の時間で気持ちをリセットすることができ、 競技に戻った際にリフレッシュした状態で課題に打ち込むことができます。




今までで一番記憶に残っているレースはどれですか?


今までで一番記憶に残っているレースは、高校三年生でのインターハイです。
理由は、小学6年生の全国大会優勝以降、中学生では全く思うような成績が出ず、苦しい時期を過ごし、やっとの思いで全国優勝を果たせたからです。 成績が出ずに悩んだ期間に支えてもらった家族や、3年間お世話になった高校の先生やコーチとゴールで握手をして祝っていただいた顔を今でも覚えています。

高田隼之介



当社の製品でなにか気になるものはありますか?


カメラが気になります。蔵王猿倉スキー場によく伺うのですが、 リアルタイムで誰がどこにいるのかカメラで確認することができ、 誰もが安心して競技に打ち込める材料になっていて素晴らしいと思います。


これからの目標や将来の夢についてお聞かせください。


これからの目標についてですが、ワールドカップやオリンピックでメダル獲得を目標としています。
そのためにも、まずはFECカップでワールドカップの権利を獲得したいです。

将来は現役を引退したとしても、スキーに携わっていきたいと思います。私が今まで経験したことを未来の選手に伝えていきたいです。 また、年々スキー人口が減っていますが、スキーの魅力を伝えていけるような活動をしたいと思います。